マンションを「賃貸」するという選択!ありなんです!

「借りる」ということのメリットは、なんといっても「自分のものではない」というのがメリットとなり得ます。矛盾するかもしれませんが、こういった大きな不動産となると、自分の力ではどうすることができない境遇になったとき、または、責任が取れない場合に陥ったとき、「借りている」場合は、気にすることはありません。

マンション「借りる」メリットとは。「借りている」ことを利用しよう

私は仙台に住んでいますが、先の「東日本大震災」には、本当に思い知らされたことが多かったのです。その一つが、「住居」のことでした。私のように「賃貸」で住んでいる方々は、「地震などの災害」に遭遇した時に大きな負債を抱え込まないですんだのです。もちろん、国や県から「補助金」という形で被災した方々にはお金も出ていましたが、「一戸建て」や購入した「マンション」に住んでいて、災害にあった人たちの負債を考えると恐ろしくなりました。

このように、自然災害が発生した場合「建物」自体の損傷が起こります。「賃貸マンション」の場合はそれらに対する改修費用は、、もちろんですが、「大家」さんが責任をもって修繕することなるのです。地震保険や、今回は「津波」ということもあり、そういった類の「保険」に入っていないと、保険対象外にもなります。「買って」しまっていた場合は、「自己責任」のもとというのが出てきてしまうのです。

それだけではありません。「賃貸」に住んでいれば、「安全な地域」や「災害を受けなかった地域」に「移り住む」ことが容易に可能です。引越しをすればいいのです。しかし、「買ってしまっている場合」は、そうはいきません。先にも書きましたが、簡単に環境を変えることができないのです。「賃貸」の場合は、そういった「自分ではどうすることができない事態」の遭遇しても「環境が変えられる」というのが最大の「メリット」といえるのです。

そういう点では、隣人とのトラブルや、周辺の環境面で、トラブルがあった場合でも、賃貸の場合は、引越しもできます。臨機応変/フレキシブルに対応できることも、「借りている」メリットとなるでしょう。※先にも書きましたが、私の姉は、マンションを買ってしまったために、隣人の生活習慣や、子どもの件では、大変苦労をしているのです。

また、マンションに付随しているものも、買い替えしてもらえます。ドアや窓が古くなった場合は、大家さんにいえば、交換してくれます。エアコンなんかもそうでしょうか?買ってしまうと、こういったものも自費となってしまいますが、「賃貸」の場合は、自費で直すことは一切ないのです。こういった知識が「ある」「なし」では、大分違ってくるので、大家さんには思い切って何でも相談すればいいのです。

世の中、思いもよらないトラブルが必ず襲い掛かってくるのもです。辛抱してお金をためてきたものが、ある一瞬の出来事でパーになってしまうことも、多々あるのことです。そういった時に如何に心の準備をして、予想をしていたかということは、重要なことになります。マンションも「借りている」といったことを武器としてとらえることも、十分に可能なのです。